異文化理解を通じて、社会の平和に貢献する
たった数分の映像が、誰かを笑顔にする、誰かを勇気づける、誰かの人生を変える。
良質なドキュメンタリー番組は、何ヶ月もかけた入念なリサーチと、人と人の信頼関係の上でこそ撮影可能となった、数秒の映像が折り重なって作品となります。紡ぎだそうとするテーマに対し、尊敬の念を持って向き合い、いく層にも重ねられた歴史と文化を理解した上で、多角的な情報・見解・分析をもって丁寧に作品を作り上げていく。その根底にある最も大切なものは、異文化への寛容さと相互理解だと感じています。
映像を通じて、視聴者は知り得なかった価値観を模擬体験し、自分の人生、他人・世界の見方が変わります。異文化理解から得られる優しさのエネルギーによって、自分にも相手にも寛容になれます。一人ひとりの小さな意識の変化が織り重なり、ひいては世界が温かく平和になりますように。そんな壮大な想いを持って、お仕事をさせて頂いております。国際共同制作が多い弊社のプロジェクトにおいて、それは制作過程においても、非常に大切にしていることのひとつです。多国籍、多文化の出演者・スタッフ達と共に、一つの作品を作るということは、異文化コミュニケーションの連続。前提が全く違うために異文化間のすり合わせや、最良のゴールに向けての念入りな打ち合わせが何度も行われます。撮影当日はもちろん、編集作業過程でもそれは続きます。
理解の過程で生まれる誤解や軋轢も、真の相互理解への糧として、迅速に対応、処理していきます。そのプロセスをも大切にし、真摯に向き合うからこそ、多くの学びが生まれます。最後には、全てのスタッフや協力者の方々に「このプロジェクトに関わって良かった」という達成感を抱いて頂けるほどの、深い信頼関係と充足感、幸福を共有しながら今までお仕事を紡いで来ました。この様に豊かな気持ちなれるお仕事に多く関われることを有り難く感じながら、日々邁進しております。
合同会社 Beneroots
代表 善塔 倫子
【善根】「ぜん‐こん」の解説
《「ぜんごん」とも》仏語。よい報いを招くもとになる行為。また、さまざまの善を生じるもとになるもの。「―を積む」「―福種 (ふくしゅ) 」
https://dictionary.goo.ne.jp/word/善根/
代表 善塔の名前の一字をとりましたが、植物の種子が美しい花を咲かせ結実する様に、弊社の提供するサービス一つ一つが、善い結果と影響をこの世界に残すようにとの願いが込められています。
代表 善塔(ゼントウ)の「ゼ」をカタカナのまま飛躍する鳥の形にしたもの。ネイティブ・縄文的な文化に敬意を表しながら、過去から現在への繋がりに理解を深め、現代生活に活かせる先人の知恵や知徳を大切にしたいという想いが込められています。正に現代に生き生きと羽ばたく「Native Science」を表現しています。